Sunday, July 30, 2006
Wednesday, July 26, 2006
Tuesday, July 25, 2006
サイエンス
分散(Dispersion)
光の分野において,屈折率が光の波長に対して異なる現象をいう.ガラスなどの媒体はシリコンや酸素の原子から出来ていて,そこに光が当たると原子に束縛されている電子が光の電界によって偏る,いわゆる分極を起こす.丁度,光の波長が電子のエネルギー凖位間に等しいと共振をおこして吸収される.また分極のため,真空に比べて屈折率が少し大きくなる.ところが,その波長よりずっと長波長でも吸収の影響はわずかながら続いている.多くの原子の影響で,媒体の屈折率がそれらの和で表され,ガラスだと屈折率が1.45くらいにもなる(真空の屈折率は1).普通,上記の吸収は紫外線領域にあり,可視光領域では,その影響が長波長ほど弱くなる.このようにして,屈折率が波長によって異なるわけだ.
このような波長分散は,ガラスで出来たレンズ,光ファイバなど光学材料には本質的の存在し,光の波長(色)によってその性能が違ってくる.光ファイバでは,送り出す波長によって伝搬する速度が異なるので,長波長ほど信号に遅れがでる.これでは困るので,その補償法が考えられている.カメラのレンズでは,分散の違うレンズを組にして色消しをする.光ファイバでは,分散の異なるファイバを受信端に接続して補償する.最近では,電気的に補償をする技術が取り入れられている.電子顕微鏡でも,電子凹レンズが出来てきて,コンピュータによって電子エネルギーの違い(色に相当)を補償するようになった.
2006年7月25日に,第101回微小光学研究会で「分散と微小光学」の特集を行った.光学部品,光ファイバ,電子顕微鏡にいたる広い領域において,分散の原理から補償技術までの講演があった.
詳しくは,http://www.din.or.jp~microopt/ または http://www.comemoc.com 予稿集販売中.
光の分野において,屈折率が光の波長に対して異なる現象をいう.ガラスなどの媒体はシリコンや酸素の原子から出来ていて,そこに光が当たると原子に束縛されている電子が光の電界によって偏る,いわゆる分極を起こす.丁度,光の波長が電子のエネルギー凖位間に等しいと共振をおこして吸収される.また分極のため,真空に比べて屈折率が少し大きくなる.ところが,その波長よりずっと長波長でも吸収の影響はわずかながら続いている.多くの原子の影響で,媒体の屈折率がそれらの和で表され,ガラスだと屈折率が1.45くらいにもなる(真空の屈折率は1).普通,上記の吸収は紫外線領域にあり,可視光領域では,その影響が長波長ほど弱くなる.このようにして,屈折率が波長によって異なるわけだ.
このような波長分散は,ガラスで出来たレンズ,光ファイバなど光学材料には本質的の存在し,光の波長(色)によってその性能が違ってくる.光ファイバでは,送り出す波長によって伝搬する速度が異なるので,長波長ほど信号に遅れがでる.これでは困るので,その補償法が考えられている.カメラのレンズでは,分散の違うレンズを組にして色消しをする.光ファイバでは,分散の異なるファイバを受信端に接続して補償する.最近では,電気的に補償をする技術が取り入れられている.電子顕微鏡でも,電子凹レンズが出来てきて,コンピュータによって電子エネルギーの違い(色に相当)を補償するようになった.
2006年7月25日に,第101回微小光学研究会で「分散と微小光学」の特集を行った.光学部品,光ファイバ,電子顕微鏡にいたる広い領域において,分散の原理から補償技術までの講演があった.
詳しくは,http://www.din.or.jp~microopt/ または http://www.comemoc.com 予稿集販売中.
Friday, July 21, 2006
Thursday, July 20, 2006
サイエンス
AFM (Atomic Force Microscope) 原子間力顕微鏡
7月20日に神戸で開かれた国際原子間力顕微鏡会議に出席した.この会議をスタートさせた森田清三教授からこの顕微鏡の原理と,研究の現状を伺った.大学では研究室においてこの顕微鏡を道具として使っていたのだが,この顕微法の研究分野は日本が世界をリードしているのだという.
この顕微鏡の原理は,半導体などの表面に出ている原子からの力(クーロン力,共有結合力,スピン作用,欠陥など)の違いを微小な感知レバーの変化を光干渉などで読みとるのだという.原子そのものも見えるようになって,STM(走査型トンネル顕微鏡)とならぶ有力なツールになりつつあるようだ.非接触なので,半導体に影響を与えない.一方,原子移動などの作用もあるそうだ.
7月20日に神戸で開かれた国際原子間力顕微鏡会議に出席した.この会議をスタートさせた森田清三教授からこの顕微鏡の原理と,研究の現状を伺った.大学では研究室においてこの顕微鏡を道具として使っていたのだが,この顕微法の研究分野は日本が世界をリードしているのだという.
この顕微鏡の原理は,半導体などの表面に出ている原子からの力(クーロン力,共有結合力,スピン作用,欠陥など)の違いを微小な感知レバーの変化を光干渉などで読みとるのだという.原子そのものも見えるようになって,STM(走査型トンネル顕微鏡)とならぶ有力なツールになりつつあるようだ.非接触なので,半導体に影響を与えない.一方,原子移動などの作用もあるそうだ.
Monday, July 17, 2006
Sunday, July 16, 2006
コントラバス講座
●野田メトーデコントラバス講座代々木セミナー
日程:15日,16日に参加しました.オリンピックセンター.
練習曲:エックレスのソナタ第2楽章・第3楽章/バッハ無伴奏5番のサラバンド/ラフマニノフのヴォカリース/早川正昭の秋より/
学習:運指をすり足に,親指シフトの形を作る,柔らかく弾く,など多くを学ぶ.
●8月12日の東京工業大学コントラバス講座の曲目について
ボッケリーニ:ソナタG4 今回はプレーンガット弦,ヴィオローネの弓使用 伴奏:関口卓也
日程:15日,16日に参加しました.オリンピックセンター.
練習曲:エックレスのソナタ第2楽章・第3楽章/バッハ無伴奏5番のサラバンド/ラフマニノフのヴォカリース/早川正昭の秋より/
学習:運指をすり足に,親指シフトの形を作る,柔らかく弾く,など多くを学ぶ.
●8月12日の東京工業大学コントラバス講座の曲目について
ボッケリーニ:ソナタG4 今回はプレーンガット弦,ヴィオローネの弓使用 伴奏:関口卓也
Friday, July 14, 2006
Thursday, July 13, 2006
コントラバス講座
第5回東工大管弦楽セミナー
「野田メトーデ講座」
“コントラバスを美しく弾くために−その5”
講師/コントラバス演奏:野田一郎
(ドイツ・フランクフルト市立歌劇場 首席コントラバス奏者)
司会・生徒: 伊賀健一(東工大名誉教授/前顧問)
日時 2006年8月12日(土)14:00〜16:30 (開場/リハと雑談13:15〜)
場所 東京工業大学・大岡山キャンパス
百年記念館3F フェライト会議室
目黒線/大井町線 大岡山駅前,正門入ってすぐ右
地図などは http://www.titech.ac.jp
参加費:一般 1,500円 学生 500円
主 催:東京工業大学管弦楽団(顧問:鈴木正昭教授)
懇親会:終了後17時ごろから,懇親会を予定しています.
(多分,大岡山駅前いつもの“いろは”にて.懇親会のみでも参加可)
申し込み:世話人/伊賀健一(東工大名誉教授/前顧問)まで
kiga@k00.itscom.net
詳しくは伊賀健一のHPで.
「野田メトーデ講座」
“コントラバスを美しく弾くために−その5”
講師/コントラバス演奏:野田一郎
(ドイツ・フランクフルト市立歌劇場 首席コントラバス奏者)
司会・生徒: 伊賀健一(東工大名誉教授/前顧問)
日時 2006年8月12日(土)14:00〜16:30 (開場/リハと雑談13:15〜)
場所 東京工業大学・大岡山キャンパス
百年記念館3F フェライト会議室
目黒線/大井町線 大岡山駅前,正門入ってすぐ右
地図などは http://www.titech.ac.jp
参加費:一般 1,500円 学生 500円
主 催:東京工業大学管弦楽団(顧問:鈴木正昭教授)
懇親会:終了後17時ごろから,懇親会を予定しています.
(多分,大岡山駅前いつもの“いろは”にて.懇親会のみでも参加可)
申し込み:世話人/伊賀健一(東工大名誉教授/前顧問)まで
kiga@k00.itscom.net
詳しくは伊賀健一のHPで.




